少し前の話
某アイドルのオーディションの現場での出来事です
訳あって僕は側から見ていました
【好きな曲を1曲歌う】
という審査があったのですが
中学生の子たちがボーカロイド曲を選曲していたのが印象的でした
僕は審査員ではないので
現場の審査員の心証はわかりませんが
なんだか冷めた目をしていたようで忘れられません・・
もちろん気のせいなのかも知れませんが
僕自身ボカロ曲を作るので
ボーカロイドに対するイメージは全然悪くないです
デスクトップも未だ初音ミクですし・・(笑)
ただ、オーディションの現場でボカロ曲を選曲するのは
ちょっと作戦ミスのような気もしました
ボーカロイドというのは
「人間にできないような事ができる」
のがセールスポイントなので
「ボカロの真似を人間がする」
というのは、本末転倒のような気がします
実際、上手い下手の比較の仕様が無いため
審査する方も困ってしまいます
あとは世代の問題もあるでしょう
【オーディション】とは見方を変えると【就活】みたいなものなので
やはり面接員の懐に入り込む必要があります
なので
面接員の世代を考えて
その世代の胸に響くような曲を選曲してあげると
作戦としては上々です
奇を衒うのも有効ですが
やはり王道で攻めるのが良いでしょう
レーベル違いの選曲もなるべく避けた方が無難です
モー娘。のオーディションで乃木坂の曲を歌うとか(笑)
だいぶ昔
ジャニーズJrオーディションに参加したことがありますが
歌の審査の時、当時のSMAPの最新曲が課題曲でした
みんなで歌っている時
外からひょっこり様子を見に来たジャニーさん
曲を聴いたジャニーさんの第一声
「・・・これ誰の曲なの?」