jazzって聴くことはあっても
弾いてる鍵盤をじっくりみる機会ってあまりありませんね
ごちゃごちゃ弾いているので
さぞ音符で真っ黒な楽譜を見て弾いているのかな?
と思う人も多いです
教室に通っているキッズたちにも聞かれたので
良い機会ですから
ちょっと実践を交えて
「ジャズピアノの弾き方」
を一緒に見てみましょう♪
題材にした曲は
【Blue Bossa】
jazzのスタンダード曲ですね
楽譜はこんな感じです↓
思っていたよりシンプルではありませんか?
jazzの楽譜って
「メロディ」と「コード」しか
書いてないことが多いです。
要は「これを見て君の思う様に弾いてくれ」
ということです。
ここにアレコレ書き込んでいくことで
真っ黒な楽譜になることはあります。
ふんだんにコードを付け足してみたり
アドリブを加えたり・・
一方でクラシック音楽の楽譜も見てみましょう♪
今度は左手のパートが書いてあり、
コードが書いてないですね。
他にも記号が色々書いてありますが
要は「この楽譜の指示通り正確に弾いてくれ」
ということです。
自身の持ちうるテクニックを
【再現に全振りするか】
【創作に全振りするか】
極端な話こんな感じです
ではここから
さっきのシンプルな楽譜を元に
コードバッキング(伴奏)や
アドリブなどを付け足してみましょう♪
動画ではザックリ4ステップに分けて弾いてます
STEP1
【楽譜を見てメロディを弾く】
ポイントはドラムやメトロノームを必ず入れることです。
jazzは「スウィング」と言って
独特な「伸び」と「キレ」が最大の特徴の音楽です
必ずメトロノームを入れてスウィングを意識しましょう♪
STEP2
【左手のコードボイシング】
左手でコードを押さえて、曲の全体を把握します♪
ポイントはコードの転回系ボイシングが出来ると捗ります。
うちの教室では「カニさん歩き」で教えてます(笑)
これがとてもとても重要になります♪
STEP3
【テンション入りのコードボイシング】
先ほどのコードに「テンション」を入れて全体を確認します♪
つまり、装飾音をコードに加えていく訳です。
キレイ目でいくか、濁った音にするか
色々考えながら弾いていきます♪
STEP4
【バッキング】
おさらいしますが、
「ボイシング」とはコードをジャーンと押さえてみて
「配置を変えたり、音を付け足したり、減らしたり」
要は音色を作る作業ですよね。
「バッキング」とは
そのボイシングを曲に合わせて動かすことで
チャッチャッとキレ良く弾いたり
ジャーンと伸ばしてみたり
表拍・裏拍など色々動かしていきます♪
間にフレーズを挟んだりもします。
これはちょっとコツが必要で、
効率の良い練習方がたくさんあるので
興味のある方はお問い合わせください♪
この考え方や手順は
POPSを始め、他のジャンルにとても応用が効きますので
今からピアノを始める人・ジャズに興味がある人は
練習してみてください♪